初段に挑戦する将棋シリーズ1
仕掛けの時機著者:大内延介発行所:創元社 発行日:昭和55年6月10日 第1版第1刷 |
初段に挑戦する将棋シリーズ1
仕掛けの時機著者:大内延介発行所:創元社 発行日:1980年6月10日 第1版第1刷発行 発行日:1997年4月10日 第1版第7刷発行 |
目次
第1章 相居飛車編
第2章 居飛車〈対振り飛車〉編
第3章 振飛車編
本書では、ある局面を題材に、どう仕掛けていくか、その攻防を解説したものである。
仕掛けというのはタイミングが難しいものである。
一言で仕掛けと言っても様々で、本書では、駒組みの頂点に達した時もあれば、
若干、戦いが始まって、これからどう手を作って行くかというのも、一種の仕掛けとしてとらえている。
定跡形もあれば、そうでもない局面もあるが、多くの局面での指し手は、「歩」である。
意図したものではなかろうが、「開戦は歩の突き捨てから」という格言を地で行くようである。
とにかく手の作り方については、大変参考になる1冊である。
備考
初段に挑戦する将棋シリーズは1〜6のジャケット(カバー)に詰将棋が掲載されている。
7以降は掲載がなくなった。