拡大画像 |
春陽文庫
裏隠密逐う著者:大栗丹後発行所:春陽堂書店 発行日:1993年8月10日 第1刷発行 発行日:1994年12月20日 第2刷発行 ページ数:264 定価:505円 |
目次
第二十六話 媚艶大利根悲情・・・2
第二十七話 麓艶尾張虎落笛・・・138
「二条左近無生剣シリーズ」第9巻。
第13集に挟み込まれていた「春陽文庫版 大栗丹後作品案内」より。
「二条左近とは
年齢のころは二十歳を二つ
三つ超えて、細面に鼻梁高く、
太い眉と切れ長の眼というなかな
かの美男子で、酒と女に目がない
貴公子。旅絵師と賭け将棋を表の
生業に、その実『表柳生に裏二条』
といわれる”葵の裏隠密”として、
将軍家光の密命を帯びて各地に謎
を探る。その剣法は、必殺”鞍馬流
無生剣”。そして、連れ添う美女は
芸が看板の妖艶芸者おえんである。」